http://magritte2015.jp/ 六本木の国立新美術館へ、念願の「マグリット展」を見に行って来ました。 GW中を除きこの日が唯一の火曜開館。今日しか来れないマグリットファンが殺到するのでは…と心配でしたがゆっくり見られてよかったです。(平日午前11:00時点、チケット売り場も混雑なし) マグリットさん。あぁ。好きだ!マグリットさん!!! 中学生の頃?に好きになってから初めて見る本物でした。大好きなマグリットさん。の、本人。がこの目の前のカンバスに置いた絵の具…筆の跡…。感激してしまった。画集でずっと見ていた作品なのに本物を見て初めて気付いたすみっこのモチーフなども。 古いものだと100年近く前の作品を、今、マグリットさんと1日も生きた時間がかぶっていない自分でも見られることが本当にすごい。保存。すごい。寒すぎる空調も次の100年後にこうして見る人のためだと思ったらむしろありがとうございます、全然大丈夫です。(でも会場で肩かけを用意してくれたのもほんと助かりました。) 肖像画がたくさんある中に、驚いて見惚れるほど他と出来が全っ然違う1点があり、「この人のことがすごく好きだったんだろうな」と思ったらそれがマグリットさんの奥さまだった。あぁもう。写真のよう、というわけではなく明らかに「絵」なのに、あの髪の毛とおでこの感じ。あぁもう。 マグリットさんと奥さまの映像(会場内の「休憩室」でループ上映)もすごくよかった。お2人かわいすぎか。 へんてこな絵だけどきっとマグリットさんは全然難しいことは言っていなくて、求められて”意味”や”答え”を付けてはいるけど、1つの枠の中に好きなものをただただ並べただけなんじゃないかな。完璧な青空に「呪い」とかいうタイトルを付けちゃうシャイな投げやり感とか、良いこと言ってる風で特に意味のない解説とか、少年感。 なので私もにやにやしたり吹き出したりしながら絵を見ることがただ楽しかったです。「マグリット展に行った」というよりは「Hello!マグリットさん!(はじめまして!)」という感じだったなぁ。 退館後に時間を確認したら3時間もすぎていてさすがにびびりました。 それにしても美術館で連れとしゃべってしまう人たちはなんとかならないものかな。自分のどうでもいい感想を周りの知らない人たちに無理やり聞かせているのですよ。マグリットさんの作品は「よく見ると右下あんなものが!」という楽しみ方もあるのに口に出してネタバレする人たち!!!許せん!!! 同時に回っていたフランス語の会話は気にならなかったので音声が気になるというよりは内容が入ってきちゃうことが嫌なようだ。本当にやめてください。 |
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